モデルとしての自信を作り上げた出来事<前半>

modelsa マインド

はじめに、僕は超絶ネガティブ人間です。
他の人が気にしないような小さなことでも傷ついてしまうし、その場面が何日も頭から離れないなんてことはざらにあります。

「自信が持てない」
「自分自身を認めてあげることができない」

そんな僕が「海外でモデル活動をするため」のマインドや力、背中を押してくれる要因となった出来事や体験を書いていきます。

気にしすぎる性格

今でも心の隅でひっそりと影を潜めているこの性格。昔から悩みの種でした。
周りからどう見られているか気になる、いちいち他人の言動に対して気になる、さらには自分がした発言に対しても「アレ言ったけど、〜って思われたかな」とかとにかく気になっていました。

良く言えば「他人に気を使える人」、悪く言えば「自分に自信のないビクビクした人」

これはモデルの仕事にも影響を及ぼしていました。

自信がないからカメラの前で緊張してしまう

今になると「緊張」というのは「自信のなさ」から来るものだと分かりました。
カメラの前に立つとなかなか自分らしさが出せなくて、なんかぎこちなくかたい感じ。「もっとこうしたいのに!」という気持ちはありますが上手くいかず、、、。
自分のマインド面でも無理やり自信を持たせるように言い聞かしたり、鼓舞するような音楽を聞いたりしていましたが付け焼き刃のような、上っ面の自信でしかありませんでした。

カメラへの苦手意識か、当時は顔を横や下に向けたポージングが多かったように思います。笑

モデル活動をする上で自信になった出来事

Bookやコンポジットに向けた作品撮り

当時東京で所属していたモデルエージェンシーのウォーキングレッスンに通っていて、その先生と知り合いだったフォトグラファーの方との作品撮り。
Book(モデルのポートフォリオ的なアルバム)には仕事のあがりばかり入れていたので、「新しいものを、、、」と思い撮っていただきました。

自分の知らない一面を引き出してくれた!

自由にいろいろと撮りながら、フォトグラファーが「こういう表情して」「こういう場面をイメージして」など僕の頭の中で何かしらの情景が浮かぶように指示をしてくれたのです。

「んー?」と思いながらも続けて、撮った写真を見せてもらうと

そこには今まで見たことのない自分がいました。

それはとても良く、これまでの僕にない写真たちで、「僕にもこういう強い表情とか優しい表情、いろいろなテイストのことできるんや、、、」と新たな可能性や一面を引き出してくれました。

model

ちょっと広角を上げるだけ、手の形を握り拳から少し開けるだけ、それだけで画として見たときに大きな違いがあることにも衝撃を受けました。

世界的なメゾンのオーディション

その作品撮りから約半年後、僕の元へ書類選考が通ったのでオーディションに行って欲しいという連絡がマネージャーから届きました。

そのオーディションというのが、
あのルイヴィトンのジャパンキャンペーン!

まさかあの大手ハイブランドのキャンペーンモデルに選ばれているとは思わなかったので、「えっ!!!」といった感じ。
しかもそのオーディションはルイヴィトンの海外チームが書類にきちんと目を通し、日本へ来日して実際にキャスティングするというものでした。
書類とはいえ、きちんと海外の人たちの目に入って、「この子を実際に見てみたい」と思われたことが嬉しくてそれだけで興奮していたのを覚えています。

ヴァージル・アブローがルイヴィトンのディレクションしていることもあり、当日は僕含め5人ほどはスケートボードを持参してのオーディション。なかなかレアです。笑
軽く撮影して、スケートボードのビデオを撮って終了という感じでした。

終わった直後から結果が来るまでは気持ちが高揚しすぎて何も手につかず。笑
結果は落ちてしまったのですが、海外でのモデル活動に対して手応えを感じたオーディションでした。

熱が冷めやらぬままヨーロッパエージェンシー巡りへ

海外でモデルができるかもという手応えを感じたルイヴィトンのオーディションと同年の12月、僕はパリ・ミラノへと旅立っていました。

その理由は翌年1月にあるパリファッションウィーク、ミラノファッションウィークに向けて。
ファッションウィークに出る際には原則オーディションを受けなくてはなりません。そのために現地のエージェンシーに所属する必要があるのです。

難関と呼ばれる、メールでのアポイントメントの成立や、門前払いが当たり前のエージェンシーへの直接訪問
それらが意外とスムーズに行き、さらに自信をつけたきっかけになりました。

この事に関しては後日、詳しくブログ記事にて紹介させていただきます!
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追記:ヨーロッパモデルエージェンシー探しの記事はコチラ


海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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