男のロン毛は清潔感が勝負|モデルの僕が実践するヘアケアルーティン

男のロン毛は清潔感が勝負|モデルの僕が実践するヘアケアルーティン コスメ・美容

2017年ごろから髪を伸ばし始め、ロン毛を武器にモデル業界で凌ぎを削っています、TAKESHIです。

2025年現在、ロン毛歴は8年といったところ。

世間では「男のロン毛=清潔感がない」と思われがちですが、僕はこの髪を仕事の武器としてきました。

そんな僕が実践している、清潔感を保つためのルーティンをご紹介します。

この記事を書いた人

ファッションモデル兼ブッカー
30歳で韓国に来てモデル活動を開始 。言葉も文化もわからない中でのスタート→今ではモデルが仕事に
モデル志望者のための相談・エージェンシー紹介やってます

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男のロン毛は清潔感が命

男のロン毛は清潔感が命

最近、僕のロン毛仲間だった友達が髪の毛をバッサリと切っていました。

彼は1年ほど前から髪を伸ばし始め、

「ほら、ここまで伸びた!」
と喜んで、ロン毛の先輩である僕に、髪の毛の進捗を見せてきていたのが懐かしく思います。

そんな彼に髪を切った理由を尋ねると

「ほら、ロン毛って髪の毛が途中で切れたり、
抜けたりするじゃん?それにオシャレに見えるけど清潔感がないしさ」

続けて、

「何より、髪の毛を短くしてから妻や職場の女性たちからも評判良くてさっ!笑」

と発した彼の表情には「肩の荷が降りた」ならぬ「頭の荷が降りた」ような、清々しい笑顔を浮かべていました。

そう、世間の抱く男のロン毛には「不衛生」「清潔感がない」といったイメージがつきものです。

漫画や映画の世界でも野暮ったくて、だらしのない雰囲気を表現するために、しばしばロン毛の人物が描写されることもあります。

果たして、男のロン毛ってそんな悪いイメージばかりなのでしょうか・・・?

そんなことはありません。髪をケアすることで
清潔感を持ちながらロン毛を維持することは可能
だと、僕は証明したいんです。

現在、ロン毛のメンズモデルとして活動しており、撮影現場ではヘアメイクさんから
「髪、綺麗ですね!」
と声をかけていただくこともあります。

また、このロン毛というキャラクターを生かして、多くのCMやファッションブランドの撮影、KPOPのMVなどにも出演。
さらには中国・上海でモデル事務所とも契約を果たしています。

もし僕のロン毛に清潔感がなかったり、髪の手入れを怠っていたら、こうしたキャリアにはつながっていなかったと思います。

僕にも過去、お世辞にも清潔感のあるロン毛とは言えなかった時期がありました・・・。

髪を伸ばし始めた初期には全く手入れをしておらず、髪はボサボサ。切れ毛も多く、毛先が細くなってスカスカでした。

しかし、モデルとして求められる「見られる意識」を持つようになってから、髪への向き合い方も変わりました。

髪質が改善して、清潔感を取り戻せたんです。

男のロン毛の上手な伸ばし方については、こちらの記事から👇
【メンズ長髪モデルが伝授】男のロン毛上手な伸ばし方【ポイントは四つ】

モデル活動をしながらやってきたロン毛の基本ルーティン

今からロン毛を目指している方、もしくは、すでにロン毛の方でも遅くはありません!

僕がモデル活動をしながらやってきたロン毛の基本ルーティンをご紹介します。

櫛を使って毎日とかす

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髪を伸ばすにあたって1番大事(個人的に)と言えるのが「櫛を使う」こと。
特に男性の場合は、櫛を使うという習慣がない人も多いのではないのでしょうか?

でも清潔感のあるロン毛にしたいのなら、絶対に櫛は使ってください。

櫛は絡まった髪の毛をほぐしたり、髪の表面についたホコリを落としてくれます。
また、トリートメント後に使えば、成分を髪全体に均一に行き渡らせることもできるんです。

毛って絡まったままにしておくと、切れてしまったり、絡まった毛同士が一気に抜けてしまうことがあるんですよね・・・。
そうなると待っているのが毛先スカスカのロン毛。

だからこそ櫛を使って処理をするんです。

僕はロン毛初期のころに櫛を使っていなかったので、毛先がスカスカでした。泣

櫛の使い方ポイント

櫛の使い方は「毛先から、とかす」です。

まずは毛先から櫛を通し始めて、少しずつ上に向かって丁寧にとかしていきましょう。
絡まりを優しくほぐしながら、最終的には頭頂部から毛先までスッと櫛が通る状態が理想です。

実際にやってみると分かりますが、先に頭頂部から櫛を通してしまうと、毛先で毛が絡まってブチブチと切れてしまうため要注意です!

ちなみに使っている櫛は「TANGLE TEEZER(タングルティーザー)」です。
どんなに髪のコンディションが悪くても絡まらないまるで魔法のような櫛。長年愛用しています!

お風呂上がりはヘアオイルがマスト

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愛用しているmoremoのヘアオイル

櫛で整えたあとのケアで、僕が欠かさないのが
「洗い流さないトリートメント」です。

シャンプーやトリートメントだけでは補いきれないダメージを、しっかりカバーしてくれる優秀アイテム。

ここで大事なのは「自分の髪質に合ったものを使うこと」です。

洗い流さないトリートメントには、オイルタイプ・クリームタイプなどいくつか種類があります。
僕はかなりのドライヘアなので、オイルタイプ一択。

クリームタイプも試したことはありますが、つけた瞬間から乾燥が進んで、全く合いませんでした。泣
一方で、人によってはオイルタイプがベタつきすぎて逆効果になることもあるみたいです。

だからこそ「おすすめだから」ではなく
「自分に合うかどうか」を基準に選ぶのが大切。

ヘアケアコスメは、ロン毛を清潔に・美しく保ちながら伸ばしていくうえで、まさに核となる存在です。
焦らず、いろいろ試して、自分の髪にしっくりくるアイテムを見つけてみてください。

ちなみに、僕が使っているのは
「moremo(モレモ) HAIR ESSENCE DELIGHTFUL OIL」です。

最近パッケージが新装されて、非常にキュートなデザインになりました。

週に1回はヘアマスクで集中ケア

hair mask

名前はよく聞くけど、
正直スルーしていた「ヘアマスク」

でも、初めて使ったときにハッキリ思いました。

「なんで今までやってなかったんや・・・」
と。

それくらい、ヘアマスクを使い始めてから髪質に明らかな変化があったんです。

まず最初に実感したのは、指通りのなめらかさ。
「あれ?絡まらない」。そんな日が増えました。

特に、ヘアマスクを使った翌朝はまるで別人の髪。

次に変わったのは、まとまり感。
天然パーマで広がりがちな僕の髪も、スッと落ち着いたシルエットに。

そして、キューティクルのツヤ感。
ツヤッツヤになります。

髪に栄養がしっかり届いてるって、目で見てわかるんですよね。

しかも、ほとんどのヘアマスクは「週1回」でOKだそう。

一度の使用でも効果を実感しやすいから、今ではすっかり僕のルーティンになっています。

以前まで使用していたヘアマスクが生産終了?したみたいで、現在は「Fino(フィーノ)プレミアムタッチ濃厚美容液ヘアマスク」を使っています。

・・・が、正直間に合わせのような感じなのでヘアマスクに関しては自分に合ったものを模索中です。

しかし、これを使った翌日は髪がツヤツヤ。撮影の前日はよくこのヘアマスクに頼っています。

定期的なカットは「ロン毛=清潔感」の仕上げ

意外と見落とされがちなのが「ヘアカットの重要性」です。

「伸ばしてるのに、なんで切るの?」
と思うかもしれません。

でも実は、ロン毛だからこそカットが必要なんです。

ただ放っておくだけでは、毛先がバラついて、どうしても野暮ったく、不潔な印象になりがち。

美容師さんに聞いた話では、枝毛や切れ毛があると、髪はそこを修復しようとして、伸びるスピード自体も落ちてしまうことがあるそうです。

そうなると、せっかく伸ばしてるのに逆効果
まさに本末転倒ですよね。

僕自身も、以前は「とりあえず伸ばすだけ」だったせいで、まとまりのない中途半端なロン毛になっていたことがあります。

でも、毛先を整えるようになってからは見た目の清潔感がグッと上がりました。

最近追加した2つのケアが、さらに髪質を変えた

これまでのケアでも髪質は変わりましたが、最近始めた「2つ」でさらに進化。
僕が試して実感した、新しいケア方法をご紹介します。

ナイトキャップで寝ている間の摩擦対策

night cap

みなさん、髪は寝ているときにもダメージを受けることをご存知ですか?

人間は寝ている間に数十回もの寝返りをうつとされています。
そのたびに髪は枕とこすれ、摩擦が発生。

この摩擦が、キューティクルを傷つけたり、髪の乾燥や広がりの原因になってしまうんです。

そのことを知ってから、僕が取り入れたのが
「ナイトキャップ」
寝ている間に被って、枕との摩擦を防ぎます。

さまざまな素材のものがありますが、僕が購入したのはシルク100%のナイトキャップ。
シルクの滑らかさは髪への摩擦を大幅に軽減してくれるそうです。

また、シルクは吸湿性と放湿性に優れており、髪の乾燥も防ぎ、キューティクルを保持してくれます。

使ってみた体感としては、寝起きの髪のまとまり具合やツヤ感が明らかに変わりました。

以前と比べると断然違い、朝起きると髪の毛にツヤが見えるんです。
まるでトリートメントをしたあとのような光沢があります。

一方で、難点なのがナイトキャップが寝ている間に自然と脱げてしまうこと。笑
おそらく寝返りや頭の動きで、ズレてくるんだと思います。

そのため、頭にぴったりフィットするくらいのキツめのゴムが理想ですが「寝るときにあまり締めつけられるのは避けたい」というのも本音。

ナイトキャップをピンで止めたりするのも1つの手らしいのですが、今のところ試行錯誤中です。

ナイトキャップには髪の長さに応じた深さもあるので、自分のロン毛に合う形を選ぶのがポイント。

髪を守る「ナイトケア習慣」として、ぜひ取り入れてみてください。

家にいる間はバレッタで髪をまとめる

hair clip

家にいるときは髪を結ぶ。それが僕の日課でした。

しかし、気になってきたのが結ぶという行為自体。

寝転んだり、着替えたり、お風呂上がりだったり・・・
そのたびに結び直すのが少し面倒なんです。

どうにか解決策はないかと考えていたときに思いついたのが「バレッタ」。髪をまとめるクリップです。

ワンタッチで留められるので着脱がとにかく楽。

バレッタは、髪と頭皮の両方にやさしいのがポイントです。
ゴムで結ぶと髪同士が擦れて摩擦が起き、キューティクルが傷む原因になります。

加えて、結び目が頭皮を引っ張ることで長時間テンションがかかり、抜け毛や薄毛のリスクを高めてしまうこともあるんです。

その点、バレッタなら髪をふんわりまとめられるので、摩擦を抑えて髪を守りつつ、頭皮への負担も軽減できます。

結果的に、見た目も整い、髪の健康もキープできる習慣になりました。

【ちなみに】分け目は定期的に変えたほうがいい

長年ロン毛として、やっておくべきだった習慣があります。

それが「定期的に分け目を変えること」

これは直接的な髪質ケアではないのですが、抜け毛や薄毛を防ぐための習慣としておすすめです。

同じ分け目を長く続けていると、その部分の頭皮ばかりにテンションがかかったり、紫外線による刺激によって、抜け毛や薄毛の原因になることがあります。

実際に僕も髪を伸ばし始めたときにずっとセンターパートで分けていたので、その部分だけ薄くなってしまいました・・・泣

今はこんな感じで工夫しています。

  • センターから少しずらした位置で分ける
  • 数週間ごとに、反対側の分け目に変える


こうして頭皮にかかる負担を分散させることで、髪のボリューム感もキープしやすくなります。

まとめ|清潔感のあるロン毛を保つための習慣

  • 毎日櫛で毛先からとかして絡まりやホコリを防ぐ
  • 髪質に合った洗い流さないトリートメントで保湿
  • 週1回のヘアマスクで指通りとツヤを改善
  • 定期的なカットで毛先を整え清潔感を維持
  • ナイトキャップで就寝中の摩擦や乾燥を防ぐ
  • バレッタでまとめて摩擦と頭皮負担を軽減
  • 分け目を定期的に変えて負担を分散

日々の小さな積み重ねが、髪質も印象も大きく変えます。

ぜひ今日から取り入れて、清潔感のあるロン毛を楽しんでください!

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韓国で数多くのモデル案件に出演。
現在も韓国でモデル活動を続けながら、モデル事務所でブッカーも担当しています。

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昔の自分のように悩んでいるあなたへ|僕がモデルアドバイスを始めた理由

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