韓国で暮らしていてぶち当たる言葉の壁<英語>

talking 海外生活

韓国に来て感じる言葉の壁。外国という異国感や新鮮さを感じさせながらも、それは大きな問題でもあります。言葉が通じないという得体の知れない恐怖、もどかしさ、それらは時に人を億劫にさせるほど。
「一人旅行ができるレベル」の僕の英語力では厳しいものがありました。
今回はそんな僕自身が感じた言葉の壁を書いていきます。

コミュニケーションが取りづらい

大きな問題はコレ。もう兎にも角にもコレ

コミュニケーションが取りづらい、取れない場合も多々あり、、、。
簡単な会話や質問なら大丈夫なのですが、深く関わったりがっつり雑談するとなると、途端に難しくなります。

また一対一ではなく、数人で話すことも僕にとってはさらに難しく毎回苦戦を強いられています。笑

なかなか地獄な経験をしてきたので振り返ってみます。

外国人モデルたちとの撮影

僕自身が外国人ということもあり、他の国のモデルたちと一緒に撮影することがよくあります。

その外国人モデルたちも韓国語が喋れるといった訳ではないので、会話する際には世界共通言語である英語。もちろん英語

その日の撮影はクラブ?バー?を貸し切っての撮影でした。たしか拘束時間自体は8時間くらい。

僕含め9人のモデルがいて、楽屋で待機。とにかくセッティングの待ち時間が長く、撮影が始まり出しても待ちの状態が長い撮影でした。

そうなると当たり前ですが、雑談するんですよね。
みんなが和気あいあいと話す中、僕はポツーンと一人で。

「あー。喋られへんなー。」とか思いながら。笑

これが何時間も、、、。

こうなった時、あなたならどうしますか?

A.何とか無理やりコミュニケーションを取りに行く
B.もう諦めてぼっちを貫く

僕はBでした。
頭ではAの行動がいいと分かってるのですが、前述した恐怖とはこのことで、

「いきなり英語が上手じゃない僕が喋りかけて、迷惑しないかな」

という変な先入観に囚われてしまうのです
これは非常にまずいことで、自分で自分の芽を摘み取っている状態。
そもそもこれだと英語が上達していきません。

当たって砕けろ的な精神でいくべきでしたあの時は。

worry

迷惑をかけてしまうかもという悲観的な妄想

いつしかこういうことを考えるようになってきました。
英語がよく分からなかったはじめの頃は、とにかく英語を使った簡単な会話ができただけでも嬉しかった。
相手の言ってることが理解できたのが嬉しかった。

単純にこういう気持ちだけを持っていました。

ただ時間が経つにつれ、「なんか簡単な会話してなくない?」と思うようになり、

「どこからきましたか?どこに住んでますか?韓国で何をしていますか?」
こういうことしか言ってなくない?!

それがまるで「子どもとの会話」っぽく思え、相手をつまらなくしてるんじゃないかと悲観的に妄想するようになってしまいました。

ただこういう話を相手に伝えると全員、

「笑。そんなことないってㅋㅋ」みたいなこと言ってくれますが。笑

外食が億劫になる

言葉の壁は何も仕事中だけとは限りません。
普段の生活の中にも隠れています。

僕にとっての外食はそれで、なかなかに足取りを重たくしてくれます。

これは英語というより韓国語でしょうか。
まず店内に入ったあのときの「どうしたらいい感」が苦手なのです。
案内されてから座るのか、自分で勝手に席に座っていいのか。
まあ英語で無理やり話せばいいんですけど、それすらも小さなストレスになってたりします。

で、メニュー。
英語表記もたまにありますが、ほとんど韓国語です。
わかりません。笑

Papagoを使うなりして画像翻訳できますが、前述したのと同様に小さなストレスです。

それが積み重なって、「もうデリバリーでいいや」ってなります。
それかマクドナルドのようなセルフオーダーパネルで注文するスタイル。あれは視覚的にもほんと分かりやすいし楽です。

まあこの問題は僕に限ったことかも知れません。笑
このことを友達に話すと大体「え、なんで?」といった反応が返ってくるので。笑

手続き関連がややこしい

ARC Card(外国人登録証)を申請するときにかなり大変だったのを覚えています

というのもその役所の方々の中に、英語が喋れる人がいなかったのです。
だから説明は韓国語。全く理解できず。
しかも書類に不備があったらしく、その指摘をされても何を再提出していいか分からず。

絶望してましたが、韓国に住む友達に日本語と韓国語を通訳してもらいながら何とか申請することができました。

これが韓国へきて1ヶ月が経とうとしているときの出来事。

「英語で何とかなるやん〜」とか調子乗って思ってた際の話です。笑

言葉の壁に対して怖がってはいけない

怖いがゆえに喋れらなくなるのが一番NG。
ダメ元でも伝えてみる、文法が間違ってるかもだけど伝えてみる。

結局これが重要なことだと思います。

なんだかんだ喋ってみたら、上手いこといったり意外と話しできたりするものだと感じた経験がいくつもありました。

勝手に自分の中でブレーキをかけるのがダメ。

お酒は強い味方?

drink

「お酒が入ると喋れたりする」なんてことをよく耳にします。実際に自分もそうで、お酒の場のほうが断然喋りやすいです。

それは酔ってるから、多少のブレーキがないんだと思います。
この文法でいいかなとか、これ間違った単語じゃないかななんて考えずに思ったままを伝えることができる。
例えそれが下手くそでも、単語だけの文章でも。

「お酒があればテキストブックはいらない」と、この前いったBarのマスターが言っていました。

たしかにその方法もいいな〜って思います。
まあ、飲んでいるときのことが記憶に残ってればの話ですけどね。笑


海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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