あけましておめでとうございます。
いかがお過ごしでしょうか?
毎年一月初旬に開催される世界最大の家電見本市「CES」。
2022年度、僕はSamsung・LGの映像作品に参加させていただきました。
どちらのブランドも撮影はとても大掛かりで、大人数。そして長時間にかけて行われました。
その規模の大きさや意気込み、気合いといったものは撮影時から感じており、こうして無事出展されたことを心から嬉しく思っています。
CESとは?
まずこれですよね。CESとはなんぞや。
アメリカ、ラスベガスで毎年行われる家電の見本市のことで、「Consumer Electronics Show」の頭文字をとって「CES」と呼ばれています。
今年は1/5〜1/8までの開催。
簡単に言うと、家電、電子機器ブランドの展示会みたいな感じですかね。
韓国や日本はもちろん、世界各国のブランドから新作が出展されています。そこで新作を発表、プレゼンしたり、試作品を見たり、直接手にとり触れることもできます。
一般公開はされていなく、ビジネス関係者のみが入場可能。参加者の家族や友人であったとしても入ることができません。
2つのブランドの映像作品に出演
今回2つのブランドの新作商品のプロモーション映像に出演しました。
これはYouTubeやSNS等の掲載、またCMとしてテレビでもオンエアーされるもので、CES用というよりかは全般的な媒体に使用する感じです。
Samsung
一つ目はSamsung(サムスン)。
商品はオンラインでも接続可能なプロジェクター。寝転びながらでもYouTube、Netflix、ゲーム,,,etc. なんでもできる!笑
またミニマルなデザインで、「こういうの家に欲しいな〜」と思わせる素敵なアイテムでした。
撮影は8月に行われ、撮影時間は約16時間ほど!笑
昼から始まった撮影は朝方に終わりました。
コンセプトは友人カップルたちとホームパーティー。
とにかく騒いで、楽しそうに、ハッピーに。
朝方になって、みんな疲れながらもそのようなテンションをキープしていたので「プロの現場」というのを再認識しました。
また、僕らモデルよりもカメラや技術、照明、小道具、監督の人たちのほうがきっと疲れてると思います。
モデルより早入りで準備→セットチェンジ・セッティング→撮影後の撤収
この工程を考えると、「とてもじゃないけど疲れてる様子なんて見せたらあかんな」って気持ちになります。
あがり満足です笑
こちらのリンクがプロモーション映像になります。
・・・
正直、めっちゃくちゃ満足です!笑
キャリア的にはもちろん、もう一つ気にかけていることがあって、それは
どれだけ顔が分かるように出演しているか、ということ
顔を売っていく世界。キャスティングに合格して仕事をしても、あんまり映っていなければせっかくの露出も水の泡、、、。
またこのような大人数の撮影となると、どうしても一人一人ピックアップされるのが難しく、一瞬だけしか映ってないみたいなこともよくあります。
そんな中でこの映像は、はっきりと自分が分かる点でも大満足なのです。
まあ意識して自分自身を見ている(探している)というのもあると思いますが、、笑
LG
もう一つのブランドはLG。
韓国の四大財閥にも数えられるブランドで、僕の中で家電はLGかSamsungか、というイメージ。
今回はモニター、テレビのプロモーション映像に出演しました。
こちらの撮影もSamsung同様に長い時間をかけて行われ、僕のスケジュールは2日間でした!
他のモデルは少なかったり、もっと多かったり?していたみたいです。
メインの女性モデルがいて、そのサブといった立ち回り。
でも結構出番も与えてくれて、撮影自体は楽しくできました。
待ち時間がめーーっちゃくちゃありましたが。笑
こちらもあがり、満足です笑
・・・
総勢モデルが10名ほどいたのですが(僕のシーンでは)、その割には映ってるほうやと思います。
というのもこれだけモデルがいたら、正直一瞬だけやろなーって思っていたので、嬉しい感じで期待を裏切られました。笑
キャスティングだけが勝負じゃない
僕がフィルムの仕事をするようになって思ったのは、
キャスティングだけが勝負じゃない
ということです。
コンテや役割にも寄りますが
いざ撮影をしても、他のモデルに劣るような演技をしていたらそれが「結果的に使われない」
という危険性があります。
そうなってしまうと、あがりにあまり映っていないので、「あれ、君その仕事してた?」みたいな状況にもなってしまいます。
そうなるとせっかくのチャンスが本当にもったいないですよね。
例えば深夜まで及んだ撮影に、「眠たい、疲れてる」感を出してしまうとそのシーンをまるまるカットされてしまう可能性もあります。
あがりには、時間帯や「この時疲れてたもんなー」みたいな感情は全く考慮されず、関係ないものなので笑
一つ一つの仕事を全力で向かうのは当たり前ですけどね◎
ただ僕は、少しでも疲れとかを払拭しようと意識するために、こう考えています。
海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
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