フリーランスか、モデルエージェンシー所属か、という選択

downmodel モデルエージェンシー

モデルエージェンシーに所属することで「モデル」という職業に就ける。というのは今や昔の話。
現在ではエージェンシーを持たず、個人で活動するフリーランスモデルというのが存在します。

そのどちらも「モデル」であることには変わりなく、エージェンシーの有無によってフリーランスと呼ばれるのか、呼び名だけが変わってきます。

僕自身が今直面している、「双方どちらが有利なのか、自分に合っているのか」を文字に書き起こしたいと考え記事にしようと思いました。

この事柄は時代によって変わる流動的なものだと思っており、常にアップデートが必要です
今後も「追記」していくと思いますが、とりあえず2021年10月の今まさに直面して考えていることを書き出していきます。

モデルエージェンシーに所属しながらもフリーランスとしても活動中

まずは僕の今の状況を。
なんか非常にややこしいのですが、僕は現在モデルエージェンシーに所属しながらもフリーランスモデルとしても活動しています。というかできています。

所属しているモデルエージェンシーが比較的緩いところなのでこのような状況が実現できているのです。エージェンシーからのキャスティング案件を受けながらも、僕個人のインスタグラムにDMでくる仕事依頼も受けています。

VISAの関係上、来年の4月に継続して所属するかしないのか決めることになるので、「余裕を持って悩んでおこう」というのがこの記事の発端です。笑

また日本と海外(韓国)ではこれらの形態の立場は全然違うと思うので、参考程度に見ていただけたら幸いです〜

モデルエージェンシーに所属する場合

大きなキャリアが作りやすい

大手広告やブランドのキャスティングに呼ばれるため、比較的大きな仕事ができる可能性があります。
もちろんそのキャスティング、オーディションを勝ち取れればの話ですが。

satisfaction

またエージェンシーによって、くるキャスティングが違うこと当たり前にあります。
大手モデルエージェンシーに所属すれば大きなキャスティングへと足を運べるので、やはり目指すならその国のトップエージェンシーだと思います。

ギャラが高い

僕はフリーランスで仕事を受けることもあるので断言できますが、ギャラはモデルエージェンシーからくる仕事のほうが高いです。
「エージェンシー所属は高い、フリーランスは安い」というのが周知の事実であり、だからこそクライアントは大手ばかりになってきます。

また同じ案件の内容でもエージェンシー所属とフリーランスで差が付くこともザラにあり、お金の面に関してはモデルエージェンシーに所属していたほうが稼げます

インターナショナルなモデルエージェンシーはコネあり

海外各地へ進出したい人にはとても興味深い話なのですが、モデルエージェンシーの中には別の国のモデルエージェンシーとコネクションを持っていることがいくつかあります。
これはたぶん日本でも同じだとは思いますが!

なので、「今は韓国だけど、ヨーロッパやアメリカでも活動してみたい」となったときにものすごく有利に働いてくれます。
海外の場合はVISAの関係もあるので、わざわざ自分で探すより紹介してもらったほうが絶対にいいんです。

フリーランスモデルとして活動する場合

手広く仕事を受けることができる

フリーランスモデルとして活動した場合の強みはやはりここでしょう。
扱いやすくユースフルなフリーランスモデルはクライアント側から見れば重宝する存在
「使い勝手が良い」と言えば少し悪い印象ですが、どう捉えるかはあなた次第です。

モデルエージェンシー所属の人材は高いという声をよくクライアント側から耳にします。だからこそフリーランスモデルが選ばれるのです。

またキャスティング会社と直で繋がることができれば、モデルエージェンシーに所属しなくともCF等のオーディションにだって行けてしまいます。
実際僕がそんな感じでいくつか仕事をすることができました。

ギャラは低め

もちろんこの問題もあります。

、、、が、フリーランスモデルとして活動すればマネジメント料としてギャラをシェアしなくていいので、そう考えれば金額が低いというのも悪くないと思います。

ちなみに僕はフリーランスとして自分で取ってきた仕事も、エージェンシーとシェアしないといけない契約になっています、、、。

連絡・スケジュール管理の必要性

自分自身がマネージャーをも務めるわけなのでクライアントとのやりとり、スケジュール管理が必要となってきます。

時にはギャラ交渉や契約の確認なども。

よくあるのが、同じ日程に仮のスケジュールが入る場合
片方の結果が決まらないと正確に返事ができないので、
もう少し待ってもらったり、進捗を逐一連絡するなど頭の片隅にずーっと残るようなモヤモヤ感があります。こういう時はマネージャーにすべてを投げたくなりますね。笑

schedule

僕は不透明な部分があるとすごく気になるタイプなので、できればスケジュール管理は自分でやりたい派です。
だからフリーランスとして受けた仕事の連絡は自分で直接やるようにしています。

ナメられる、軽く見られる

正直、この問題もあります。
信用性というのでしょうか、やはりクライアント側からすればモデルエージェンシーに所属してくれていたほうが安心感がもてます。

まあそれは自分のポートフォリオなり、SNSなりを見せて「こういう実績がありますよ」というのを提示するのが一番かなと思ったりします。

軽く見られるという言い方は合ってるか分かりませんが、無下に扱われることも多々あります

ギャラの交渉が終わり、スケジュールも決まり、
フィックスした状態で急にバラシになったり。

撮影日間近、連絡してみると
「あ、その撮影は無くなりました」
と返事が来たり。

とにかくスケジュールを確実に抑えさせて、決まれば撮影、他のモデルに決まればスルー
というのがほんっとによくあります。

実際に撮影するまで、何も安心できません。笑

こういうことがあると、軽く見られてるなーって少しブルーな気分になります。

海外で活動するにはVISAが必須

モデルエージェンシー所属かフリーランスモデルか、ということを書いてきましたが、結局のところ海外でモデル活動するにはVISAが必要となってきます。

そうなると一番手っ取り早いのがモデルエージェンシーに所属して、VISAを発行してもらう方法。

フリーランスモデルとなると、学生VISAで滞在するか現地の人と結婚して国際結婚のVISAを発行してもらうか、、、。そのほかに方法があるとは思います。
僕自身、知っておきたいことなので今後も調べていきます。

とりあえずザッと書き連ねました。
どちらが正解とかはなく、自分に合った形態を見つけていきたいです。


海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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