数ヶ月前に書いたこちらの記事が今もなお、検索サイトから流動的にアクセスがされています。
韓国でモデルになるには【現役日本人モデルが教えます】
韓国でモデルになるためにという名目で記事にしましたが、それと同時にモデル事務所についても気になるんじゃないでしょうか。
どこのモデル事務所がいいのか。
所属するにあたって、ここは良い所なのか悪い所なのか。
果たして自分に合うのだろうか。
そのような悩みについて僕なりに思っていることを書きます。
日本と韓国、またその他の国では違っている部分もあると思いますが、今後の自分のための備忘録的な感覚で書いていくので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです◎
結論:所属してみないと分からない
おいっ!
そんなん言い出したら元も子もないやん!
となりますが、実際問題そのモデル事務所に所属してみないと良いか悪いかなんて分かりません。
モデル事務所の話を、例えそこの所属モデルからいくら聞いたとしても、合うかどうかは正直判断できないのです。
だって、その人と自分とは同じ人間じゃあないでしょ?
そのモデルに合って、自分には合わない。
その逆もまた然りです。
ただ所属する前にある程度のリサーチは可能!
そこで改めて、何を基準として注目すればいいのか。
チェックすることをお伝えします!
モデル事務所、所属前にチェックすること
所属モデルのタイプ
モデル事務所のカラー、色と呼べばいいでしょうか。
所属しているモデルのタイプによって、自分がそこに合うかどうかある程度判断できると思っています。
広告に起用されるような清潔感のあるクリーンな印象のモデルが多いモデル事務所には、個性的で独特な雰囲気を持つタイプのモデルではミスマッチと言えます。
実際、僕は東京のモデル事務所に所属していたころ、このようなことを実感していました。
そのモデル事務所にくる案件が自分に合っていない、と。
僕は髪の毛が長いため、どうしてもファッション系の仕事にフィットします。
ですがモデル事務所のカラー的に広告系の人たちが多かったので、案件の内容もそういうモデルをターゲットにしたものばかり、、、。
その結果、当時は順調に仕事ができていたとは到底言えない状態でした。
このように、自分がそのモデル事務所の雰囲気にあっているのか吟味しましょう。
僕のように髪の毛が長く、ファッション寄りのモデルのタイプは、そもそも広告系のモデル事務所側が求めてないということもあります。
万が一所属できたとしても、案件が合わなくてなかなか仕事をすることができないといった事態にもなりえます。
モデル事務所の仕事内容
所属モデルを把握したら、その次にモデル事務所の仕事内容をチェックしましょう!
公式サイトやインスタグラムでその概要はほぼ把握できると思います。
おすすめはそのモデル事務所に所属しているモデルのインスタグラムアカウントを見るということ!
ほとんどのモデルが最近した仕事をポストするはずなので、とても参考になります。
所属モデルをリサーチしている段階でおのずと、モデル事務所の傾向が見えてくると思います。
広告系が多いのか、ショーモデルやファッション系に強いのか、それともタレント性を重視しているのか…etc.
それらを考慮して導き出された結果、いいなと感じるモデル事務所があると思います。
で、ここから最重要ポイントのお話です!!
最重要ポイント「契約年数」
記事冒頭にも書いたとおり、
所属してみないと分からない
これに尽きるのでリサーチの結果、いいなと感じたら所属をしましょう。
ですが、ここで意識したいのが「契約年数」です!!
そのモデル事務所にどれくらいの期間契約するのか。
それを契約時に双方の話し合いで決めることになります。
もちろん期間内は他のモデル事務所に移籍できないですし、辞めることも難しいです。
なので契約年数を意識することはとても重要なこと!
(日本では契約年数の縛りが無くなったんでしたっけ? もしそうだとしたらすごく有利なことですよね!)
ここで、
じゃあ契約年数はどれくらいにすればいいの?
と疑問が出てきます。
契約年数は短くするべき?
僕は「最長でも一年まで」を推奨します。
おそらくモデル事務所によってミニマムの契約年数があると思いますが、それも自分の納得がいくまで話し合いや交渉を重ねることをおすすめします。
(期間内に契約を解除することのほうがより大変なことになるので、、、。)
所属してみて、やっぱりダメだと感じれば長くても一年で辞めることができます。
また、気に入った場合はもちろん更新することができます。
このようなフットワーク軽めな契約年数が、一年なのかなと個人的に思うのです。
所属することでいろいろな面がきっと見えてくるでしょう。
また、仕事をするうちに他のモデル事務所のモデルと出会って、いろんな意見交換することになると思います。
そこで改めて、自分のモデル事務所をジャッジするときに「やっぱり良い、やっぱりダメだ」が出てくるのです。
これはやはり、所属していないと見えてこない部分だと思います。
さいごに
なぜモデル事務所の契約年数について記事を書こうと思ったのか。
それは今、僕自身が直面している問題だからです。
当時、所属にあたって契約年数は長ければ長いほどイイくらいに思ってました笑
その分、VISAを発行してもらえて長く韓国に滞在できるからです。
ですがいざモデル事務所に所属してみて、いろんな部分が見えてきました。
それに加えて将来、モデルとしてのビジョンを考えたときに「もっと他の国でもトライしたい」という感情も芽生えてきました。
それらは所属したからこそ分かった部分、韓国に来たからこそ「もっとモデルをやりたい」と意識できた部分なので、契約を交わしたこと自体は後悔していません。
それに契約年数の重要さを知ったのは韓国でモデルとして活動し出してからなので、今後モデル事務所を新しく契約する際の「勉強」という形で納得しました。
この記事が今後誰かの力になれれば、幸いです◎
海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
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