急激に上昇していて「みんな韓国でモデルになることに興味あるねんなあ」と思い、
では韓国でのモデル活動はどのような感じなのか
それをお伝えすべくこの記事を書きました。
パート2的な立ち位置になると思います。
ですが前回のは一年目。韓国でのモデル活動二年目に突入する今、仕事への考え方や状況が少し変わったためバージョンアップ・ブラッシュアップのように捉えていただければ幸いです!
みんな大好きギャラの話
まずはこれ、気になるじゃないでしょうか。
前回の記事にも記載しているので具体的な数字は省きますが、日本でモデル活動していた時よりも単価に関しては韓国のほうが断然イイです!
ケースバイケースなので人によりますが、あくまで「僕の場合」はです!
二年目、体感としては上がった!
一年目で大手企業の仕事(Samsung、Hyundai、LG、SK telecom等)をさしていただいたからか、ギャラの単価が少し上がった感じはあります。
上がったというより、前より多めのギャラを提示してもリジェクト(拒否)されなくなった。という言い方のほうが正しいでしょうか。
僕自身が窓口となってクライアントとやりとりする場面がよくあるのですが、その際重要なのがギャラの交渉。
一度エージェンシーに提示するギャラの金額を聞き、それからクライアントにギャラの提示をします。
一年目の時は
「こんな金額提示したらリジェクトされません、、?」
と思いながら、クライアントにリプライを送る。
案の定リジェクト。
「また連絡します!」と言われたっきり、音沙汰なしはザラにありました。
これはもちろんお金だけの問題ではなくて、選考の際に僕のキャラクターが合ってなかった等いろいろな要因が重なってそうなっているのだとは思います。
ですが、最近はなんか上手いこと仕事が決まるんですよね笑
「この金額じゃ無理じゃない、、?」って思っていたのもすんなりとOKしてくれる。
自分でもなんでだろうと考えた答えが、
前述した「大手企業の仕事をした」ことがモデルとしての保証というか証明みたいなものになったのではないかと思います。
クライアントとしても何か安心できる材料みたいなものが欲しいですよね。
お金をかけてこのモデルを起用するメリットはあるのだろうか。
そこに訴求することができたのだと思います、僕の一年目の仕事で。
それを分かりやすく伝えることができるのが「Instagram」
モデル活動において必需品といっても過言ではありません。実際インスタ経由でたくさんの仕事をいただいています!
自分に合った仕事
ファッション系だけではなかった
韓国でのモデル一年目に驚いたのが、ファッション系の仕事だけじゃなかったこと。
日本でモデル活動していたときに、エージェンシーの社長に言われた、
「Takeshiは髪の毛が長いから広告とかの案件は難しい」の一言。
ファッションモデルとしてやっていきたい僕としては、「そっかー」くらいにしか思っていませんでしたし、広告系の仕事自体にあまり興味はなかったのが本音です。
ですが現実的な部分を考えるとファッション系だけの仕事をして食べていくのは難しく、もっと幅広く手広くやっていって仕事を取っていくほうがもちろんイイ。
そこの葛藤は少しありましたが、そのために髪の毛を短くするという考えには到底至りませんでした。
ですが韓国へ来て、たくさんさせていただいているのがコマーシャルといった広告系の仕事。
僕自身、ファッションモデルに特化していると思っていただけに嬉しい誤算でした!
これは社長の見解が間違っていたという訳ではなく、国が違うから需要も変わったということなのだと思います。
韓国では僕のキャラクターでも広告に出れる、日本では難しい。
ただそれだけのことです。
なのでもしこの記事を読んでるモデルを目指すあなた自身が何か「くすぶり」を感じているのであれば、活動する国を変えてみるということを強くオススメします。
「そう簡単に言うけどさ〜」
という心の声はしっかりと聞こえていますがグローバルなこの時代、そんなに難しいことじゃありません!
僕もまさか韓国でモデルをするなんて、昔は思ってもみなかったので笑
コネクションは大事
人と人との繋がりは仕事に直結します。
きっとこれはどこの国でも同じだと思うので重要視したい部分ですね。
特にフォトグラファーとの繋がり。
一度仕事を一緒にしたフォトグラファーが「いいモデルいるよ」みたいな感じでクライアントに僕を紹介してくれるんです!
そこから仕事に繋がったことが何度もあります。
仕事をくれた嬉しさはもちろんありますが、僕がそれ以上に嬉しく思うポイントは「いいモデルだと認められた」ということ。
もし一緒に仕事をしたときに「あ、なんかこのモデル微妙だね」と思われていたらとてもじゃないけどクライアントには紹介できないですよね。
さまざまなモデルを見てきているフォトグラファーが「このモデルを推薦したい」と思ってくれたことが自分の自信に繋がるのです!
韓国でのモデル活動二年目はコネクションも重視していこうと思います。
英語だけでは難しい場面もある!
これは前回の記事を書いてから、幾度となく感じました。
なので「現場では英語でなんとかなる!」の見出しはここでブラッシュアップさせていただきます笑
難しい場面はもちろんあります!!
英語ができない韓国語オンリーのフォトグラファーと一緒に仕事したときには、やっぱりスムーズにいかないことが多いです。
あとコマーシャルといった、少し演技が必要な場面では監督の細かい意図を汲み取ることが難しくなります。
英語ができるに越したことはありませんが、当たり前に現地の言葉も重要です、、。
ものすごーく大手エージェンシーに所属して、通訳が付きっきりなら話は別ですが笑
かと言って英語が話せないと、、、
じゃあ現地(韓国)の言葉だけでいいんや!
実はこれはこれでちょっと違ったりします。
僕は外国人モデルたちと一緒に仕事をすることが多々あり、彼らは僕と同じように「母国語+英語」を話す人が多いので、韓国語が喋れないことが結構当たり前にあります。
彼らとのコミュニケーションで大事なのが英語になるんです。
円滑なコミュニケーションをして、撮影に挑む。
そうすることで変な緊張感がなく自然に撮影に取り組むことができます。
なので一概に現地の言葉だけでいい、という訳ではないんです。
韓国でモデルになりたいあなたの助けになれば
韓国でのモデル活動二年目に思うことを書き上げました。
僕自身思ったのはこのような感じです。
恐らく三年目もブラッシュアップとして新たに記事を書くことになると思いますが!笑
日々いろいろありながらも楽しく健康に過ごせているので、サポートしてくれる周りの人たちや気にかけてくれている家族・友達に感謝しています!
海外でメンズモデルとして活動していて、感じたことや伝えていきたいことを備忘録的感覚で発信しています。
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ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
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