【モデル裏話#4】NFL撮影と熱中症の記憶|冬服×真夏の過酷な現場で起きたこと

【モデル裏話#4】NFL撮影と熱中症の記憶|冬服×真夏の過酷な現場で起きたこと モデル裏話

※前回のエピソードはこちら
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モデルの撮影では「季節感」と「実際の気温」がまったく合わないことがよくあります。

今回紹介するのは、真夏の8月に冬服を着込んで行われた、あるスポーツブランドの撮影。

撮影後には店頭に自分のポップが並び、嬉しい瞬間もありましたが、、、。

実はあの撮影中、僕は熱中症で倒れかけていたのです。

この記事を書いた人

ファッションモデル兼ブッカー
30歳で韓国に来てモデル活動を開始 。言葉も文化もわからない中でのスタート→今ではモデルが仕事に
モデル志望者のための相談・エージェンシー紹介やってます

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店頭ポップとの対面。思わずにんまり

店頭ポップとの対面。思わずにんまり

撮影から数ヶ月後、スポーツアパレルブランド「NFL」の店頭に、
自分のポップが大きく掲げられているのを見つけました。

想像以上のサイズに驚きながらも、とても感動したのを覚えています。

その場にいた店員さんにお願いして、記念にパシャリ。

「これ、僕なんですよ〜w」なんて言ってしまうくらい、嬉しさが溢れていました。

でもその裏では、、、地獄のような撮影が待っていた

あの満面の笑顔の裏側では、まさに地獄のような撮影が行われていたんです。

撮影は8月の真夏。
場所はソウル郊外の自然に囲まれたロケーション。

しかも、着用アイテムは冬服中心。

分厚いダウンジャケットやスウェット、コートなど、汗が止まらない服装ばかりでした。

汗、汗、汗。モデルもスタッフも限界状態

汗、汗、汗。モデルもスタッフも限界状態

撮影が始まると、スタッフ含め全員が
「暑い、暑い」
を連発。

数カット終えただけで、インナーは汗でびしょびしょ。

印象的だったのが、ポップに一緒に写っているモデルと握手するシーンで、

彼のダウンの裾から蛇口を捻ったように汗がドバーッと流れてきたこと。笑

そんなハードな現場で、疲労困憊でした。

僕の体に起きていた異変。それは「熱中症」

そんな中、身体にも異変が。

「なんか疲れるな、、、」と思っていたら、目がチカチカしてきて、しまいには吐き気まで。

そう、僕は熱中症になっていたんです。

今すぐにでも「横になって、休みたい」と考えていましたが、
撮影の規模は大きく、全員合わせて20人ほど。

簡単に撮影中断してほしいと言い出せず、必死に耐えていました。

こんな時は体調を優先するべきだったのですが、ひたすら我慢していたんです。

無事に終えたけど、これは教訓になった

無事に終えたけど、これは教訓になった

幸いにも、昼休憩を挟んだことや水分補給をしっかりと摂ったことで、
大事には至りませんでしたが、危険な状態だったことは言うまでもありません。

この経験があったからこそ、その後の撮影は熱中症にすごく気を付けています。

もちろん冬に行う夏服の撮影も、です。

カイロを持参して、準備満タンで挑んでいます。

モデルの裏側にある「季節ギャップ」のリアル

モデルという仕事は「次のシーズンの服を誰よりも早く着られる」という特権があります。

でもその裏には、
真夏にダウンコート、真冬に半袖Tシャツという過酷な現場もついてくるのです。

だからこそ、体調管理はプロとして大切なスキル。

今回の経験があったからこそ、今の自分があります。

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